F思考

心理学科卒の社会人。読書を通じて、考えたことをブログに蓄積。

ネガティブワードをポジティブワードに言い換えると〜自分に同情するな〜

「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」

これは村上春樹の小説、「ノルウェイの森」での作中人物永沢の台詞。

人間は同情を欲しがる。
それを言い訳にして、自分の立場を正当化しようとする。

しかし、実際に同情を欲しがり、弱音にして発信するとどうだろう。



・周りの人間が優しければ、気を遣って同情してくれる。

・周りの人間が厳しければ、不快に思われる。

実は周りの人間に負担を増やしているだけ。
そして、負担を課してくる人間には近づきたくないのが人間関係。

「人間関係などどうでも良い」という人は正当化する必要が無い=弱音の必要が無い。

「人間関係は大事」という人は周りの人に負担をかけない=弱音を吐かない方が良い。

どちらにせよ、ネガティブワードは必要ない。

ネガティブワード禁止の方法

頭の中にネガティブワードが発生した時、まず、言語化するのをストップ。

考えるべき事は、
「この弱音をポジティブワードに変えるにはなんと言えば良いか」

納得の行く言葉があれば、発信OK。
上手く言い表せなければ、発言NG。

例えばよく言われる代表例「疲れた。」

「疲れた」はネガティブワード。

そこに付け加える。

「ここで頑張れば自分の限界突破ができる」
これでポジティブワード。

ネガティブワード禁止の結果どうなるか

弱音発言を一旦踏みとどまり、考える。

本来ネガティブなワードをポジティブワードに変換する。

その結果、絶妙な言い回しになる事が多い。

個性的な物言いが出来ると、一般的なその他大勢との考え方の差異を見せることができる。

この差別化により、自分の価値を高める。

そうすると、周りに人が集まってくる。

つまり、ネガティブワードをポジティブワードに変えた結果、

「人脈が減るのを止め、逆に人脈を集める事が出来る」

まとめ

「ネガティブワードを言わない」
この考え方・作業は自分一人の問題、心がけ次第で可能。
周りの状況は関係ない。


思い立った瞬間から行動を開始、人生を改善し、快適に過ごそう。

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