F思考

心理学科卒の社会人。読書を通じて、考えたことをブログに蓄積。

映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を観て

今回観たのは「セブン・イヤーズ・イン・チベット」。

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ブラピ主演の映画は間違いない。

ということで試聴。

 

セブン・イヤーズ・イン・チベット」あらすじ(ネタバレ有り)

1939年秋、登山家ハインリヒ・ハラーは世界最高峰ヒマラヤ山脈への登山に向かった。時悪く、第二次世界大戦のためにインドでイギリス軍の捕虜となってしまった彼は脱獄し、チベットへと行き着く。チベットの首都ラサで生活をしていたハラーは、当時14歳で好奇心旺盛なダライ・ラマ14世と出会い、親しく交流する。ラサでの日々がハラーの荒んだ心に変化をもたらした。しかし、その生活も中国共産党人民解放軍によるチベット国への軍事侵略によって終わりを告げることとなるのだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/セブン・イヤーズ・イン・チベット

この映画、実在の人物が元になっている。

つまり、勿論脚色はあるだろうが、ハラーとダライラマ14世の交流の実話的な映画。

 

前半は、"ハラー"役のブラッドピッドは妻が妊娠したのを嫌がり、ヒマラヤ登山へと向かう。

登山中も自分勝手な言動が多く、前半のハラーは完全に嫌な奴。

その折に、戦争が始まり、ハラーと"ペーター"(同じく登山家)役のデヴィッド・シューリス達はイギリスの捕虜になる。

その後、彼らは捕虜から脱走し、チベットへ向かうことになる。

そして保護されたチベットダライラマ14世と会う。

後半はハラーと"ダライラマ14世"役のジャムヤン・ジャムツォ・ワンチュクの交流。

この中で、母国で育っている息子に対して、ハラーは手紙を書くが、息子は拒否。

又、中国側の領土拡大に伴い、チベット民族が追いやられる様も描かれている。

この後半で、ハラーの性格が軟和していき、最終的にハラー父子の和解へと繋がる。

セブン・イヤーズ・イン・チベット」の面白い点

チベット文化

チベット文化は日本人にはあまり関わりがないと思う。

改めて調べてみると、中国内部のチベット自治区という場所が「チベット」に該当する。

この「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を観たことで、チベット自治区に関する興味を持つことが出来た。

チベット自治区ヒマラヤ山脈の北側にあるチベット高原に位置する中国の自治区です。この地域はその連なってそびえ立つ高峰から「世界の屋根」とも呼ばれており、エベレスト山がチベットとネパールにまたがっています。主要都市ラサには、かつてダライ・ラマが冬の離宮として過ごした丘の上のポタラ宮の他、チベット仏教の巡礼地のひとつで釈迦牟尼像があるトゥルナン寺(大昭寺)などがあります。 ― Google

しかし、現在でも、中国側とチベット側ではその領土(?)に関して議論があるらしい。

少数民族の立場、それを追いやる側の立場

この話の構造として面白いのは、ハラーが実際にナチス党員であったというところでもある。

ユダヤという民族集団を追いやってきたナチス党員である彼が一転、チベットとともに追いやられる立場になる。

その中で、社会的弱者の立場に同調し、その立場からの知恵をダライラマ14世他、チベット民族から受ける。

そして、ハラーの性格に変化が起き、最終的なハッピーエンドへと繋がる。

セブン・イヤーズ・イン・チベット」を無料で見るには?

今のところ無料は「NetFlix」での試聴のみ。

NetFlixは最低料金が月額880なので、DVDを買うよりはお得かも?

一応NetFlixを貼っておきますので、気になったらどうぞ。

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