人生に焦りを感じる人程、長い目で見るべき。その理由。
- 焦りを感じる人程、色んな物に手を出し、直ぐに辞める。
- 一つの事の本質まで理解し、他と差別化する。
- 差別化し、専売特許とする事で利益Get。
- 一つの成功経験が次の成功経験を作る
- まとめ
1.焦りを感じる人程、色んな物に手を出し、直ぐに辞める。
今のままではいけない、という不安が焦りを生む。
焦りから、現状打破の為に何かに手を出す。
その何かは、ある程度理解しただけでは、利益は出ない。
簡単に利益が出るものは、最初に見つけた先行者のみが利益を得られる。
簡単に儲けられるものは直ぐに拡散してしまい、一人当たりの利益が減る。
利益が出ないので、「あまり効果が無い」と違うものに手を出す。
これを繰り返す。
こういう人は、世の中に氾濫する「直ぐに効果が出る、儲かる」ものを試す。
実際に直ぐに儲かるのは、その仕組みを作った人のみにも関わらず。
2.一つの事の本質まで理解し、他と差別化する。
ではどうするか。
効果が出なくても、その分野の知識を深める。
資格取得を例に見る。
一番下の級(仮にC級とする)は誰でも取れる=取得母数が多い。
中間の級(B級)はC級を取得した人の一部=取得母数が減る。
一番上の級(A級)はB級の一部=取得母数が更に減る。
一般的に、ある程度大枠を理解出来るのはCorB級。
A級は、専門的で難しい場所。
「B級まで進んだのに利益が出ない、A級に行くには時間がかかりすぎる。」
これを理由に中止する人は、上記1の「直ぐに辞める人」。
大事な事は、ここで他の物に手を出さない。
辞めたい気持ちを抑えて更に深掘りし、A級まで進む。
他の人が「辞めよう」と思うであろう所で敢えて辞めない。
そうする事で、他の人より一歩先に出ている。
頭一つ抜ける事で、自分固有の能力、他の人との差別化となる。
3.差別化し、専売特許とする事で利益Get。
A級を取得した人は差別化に成功している。
差別化が完成した事で、その分野で仕事が貰える可能性がある。
例えば、
・A級を生かして就職、案件を貰う。
・A級の技術×他の技術で新しいものを作る。
・C級、B級にいる人に教える。
ここで気づいて欲しいのは、今までC級、B級に居た人は、悪い言葉で言うと「カモ」となる可能性があった事。
利益を生む基本は、一つ抜きん出て、先行者となる事。
4.一つの成功経験が次の成功経験を作る
「物事を深く理解し、利益を得る」経験によって、他の物事・事象に対しても、この法則が適用できる事を知る。
経験がない人は、深く理解しない・いつまでも利益は生まれない。
経験がある人は、深く理解する・更に利益を生む。
つまり、新約聖書マタイ伝にあるように、「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる。」
5.まとめ
差別化=利益が生まれるという事を忘れない。
継続によって、誰にも頼らずに利益を生む技能・能力を手にいれる。
その一つの成功経験が、次の成功経験を作ってくれる。
その成功経験の積み重ねが、将来の不安を解消してくれる。
焦るストレスを昇華、動くエネルギーに変えよう。
「急がば回れ」
古くからある言葉は真理。
着々と積み上げる。