会社選び、就活に悩む人に。
就活は大概の人が人生で一度は通る道。
その際に、
自分はどの会社に就職したいのか?
自分が入れる会社の程度はどのくらいか?
どうやって希望する会社に就職すれば良いのか?
悩むと思います。
社会人を10年以上続けた中で、思案し、実際に転職に際して行っている解決法を紹介します。
自分はどの会社に就職したいのか?
いわゆる自己分析です。
しかし、実際に大学の就活セミナーで言われる自己分析は大した意味がないと思います。
あれは、いわゆる自己の棚卸しメインです。
もちろん、何か意義を持って大学に進学した人ならば、自己分析するだけの内面性があります。
ただ、それだけの意義を持って進学、行動している人は、その時点で自ら自己分析を終えているでしょう。
大学になんとなく進学し、なんとなく大学を終える人には自己分析に対する内面性がありません。
今の自分の棚卸しではなく、まず考えるべき事は、
「10年後、20年後、30年後、老後にどうやって過ごしていたいか」。
なりたい自分を想像し、実際に文章化してみてください。
例えば、①幸せな家庭を築きたいなら、
女性→結婚後、出産後はどうしていたいか。
そのまま仕事を続けたいか、専業主婦になりたいか。
男性→家族を養えるだけの給料がもらえるか。
家族とコミュニケーションが取れるだけの休暇があるか。
例えば、②自分で起業したいなら、
起業に必要なスキルは身につくか、人脈作りに活かせるか。
起業するだけの資金は作れるか。
起業する準備の時間を作れるか。
例えば、③仕事なんてしたくない、早くにリタイアしたいのならば、
早々に資産を作れる仕事か。
働かなくても収入を得られる様なシステムを学べる会社か。
例えば、④働きながら、自分の趣味を全開にして好きなことをしたいのならば、
その趣味を楽しむ時間はあるか。
趣味を楽しむだけの収入は得られるか。
例えば、⑤出世してバリバリ働きたいなら、
人事に流動性のある会社か。
成績が正しく評価される会社か。
例えば、⑥ゆるゆるストレスなく仕事したいなら、
10年後、20年後もストレスなくできる業務内容か。
一緒に働いていたい様な社員のいる社風か。
適当に打ち出した理想だけでも、これだけ選ぶ会社の基準が変わってきます。
実際には、これら以上の基準を複合した会社選びになるでしょう。
自分が入れる会社の程度はどのくらいか?
どうやって希望する会社に就職すれば良いのか?
あなたはどうしても入りたい会社を見つけました。
しかし、その会社に入る為のスキルが足りません。
では、どうやって就活すれば良いでしょうか。
答えは簡単で、そのスキルを身につければ良いのです。
必要なスキルがわからないのならば、本当に入りたい会社とは言えません。
それは業務内容を知らない事、つまり、自分が何をしたいのかわからない事と同意義です。
まずは業務内容を調べ、それに伴うべきスキルを調べましょう。
①、ネットでその会社・業界の事情を調べる。
会社のHP、Twitter、質問箱、youtubeなどで情報は無限にあります。
求人情報もチェックしましょう。一番良いのは、中途採用の求人です。
新卒には求められていないスキルでも、中途の人には求められていますので知ることができます。
②、説明会に参加する。業務内容が不鮮明なら質問する。
業務内容がわかれば、必要なスキルもわかります。
ネットであらかたの事情を知っていれば、質問しやすいでしょう。
③、その業界で働いている人を探して、直接聞いてみる。
今や、Twitterなどで検索すれば簡単に探し当てられます。
自分の業界の後輩となりたい人、かつ熱量があれば、教えてくれる人は必ずいます。
実際にやっている業務がわかれば、おのずと必要スキルがわかります。
その必要スキルに対して、入り口だけでも学んでおけば、グッと就活が楽になります。
何より、それを自分の力で調べ、行動している事が、就活では大きなアドバンテージです。
実際に業務してみないとスキルなんて身につかないと思っていますか?
確かに、実際に業務に携わった方が高速でスキルは身につきます。
しかし、出来ない事は基本的にありません。
ただ、それを学ぶのに、苦労と時間とお金がかかるだけです。
その苦労・時間・お金という投資を行う気がないのならば、本当に自分がやりたい事ではないのかもしれません。
もしくは、その時間が足りないと考えるのならば、
①無理をしてでも時間を作って学ぶ。
②他の仕事で繋ぎながら、時間を作って学ぶ。
③その業務に近しい事を学べる仕事を選ぶ。例えば、アルバイトとして入社する。
もしくは、そのお金がないのならば、お金のかからない方法で学ぶしかありません。
この時代ならば、ネット上の情報、youtube、アプリなど、考えれば学ぶ方法はあります。
もちろん、古き良き図書館という施設も役立つでしょう。
必要なスキルはある程度身についた、それでも入社試験に落ちてしまった。
そんな場合はどうするか。
何度でも挑戦してください。
新卒採用は無理でも、中途で受けてくれるかもしれません。
一度失敗したからといって、もう試験受けては行けないという法律はありません。
可能ならば落ちた際にフィードバックを貰いましょう。
そして、会社に必要なスキルが足りていないならば更に学ぶ。
なんで落とされたかを考え、改める事です。
改善して臨むのならば、好意的に受け止めてくれる会社は少なくないはずです。
まとめ
あなたの人生はあなたが決めます。
「何がしたいか」「どうなりたいか」そして「その為にはどうすれば良いか」。
今一度考えてみましょう。