最速でお金持ちになる方法〜金持ち父さんの投資ガイド上級編〜
最速でお金持ちになる方法〜金持ち父さんの投資ガイド上級編〜
題名:金持ち父さんの投資ガイド上級編
著者:ロバート・キヨサキ
白根美保子=訳
林康史ほか=協力
金融資産投資の技術が学べる本だと思い購入。
読んでみると、技術的な部分はほぼない。
代わりに何が書いてあるかというと、いわゆる「お金持ちになる為の方法」。
以下は「金持ち父さんの投資ガイド上級編」を読んで個人的に感じたこと。
お金持ちになる為の方法とは何か?
具体的には、株に投資するのならば「内部の人間になる事」。
つまり、自分で会社を起こし、その株式を公開する。
そして、その自社の持株の価値を上げること。
これならば、社会情勢による市場リスクに左右されづらい。
市場リスクとは?
個人的な感覚でいうと、市場の大暴落が起きた際に、全体として被る余波みたいなもの。
何故自分の会社を持つと、市場リスクに左右されづらいか?
他方に投資のみを行う一般的な投資家は、株価をコントロールする強い力を持たない。
投資を行う技術、知識がしっかりしていれば、損を被ることを避けられるかもしれない。
しかし、ほとんどの投資家は積み立ての延長線上、資産として投資を行う。
こういった人たちは、株価の大暴落が来ない様に祈る事しか出来ない。
しかし、自分の会社(内部の人間)ならば、自分自身でコントロールが可能である。
具体的には、株価に拘らず、キャッシュフローを増やす事で、市場の影響を受けづらくなる。
この「金持ち父さんの投資ガイド上級編」は上記を鑑みた上で、
「自分で会社を立ち上げたことによって得られる利益」
「自分で会社を立ち上げるのに必要な能力」
についての本であると言える。
「自分で会社を作るなんで無理。」
まず瞬間的にこの気持ちが出がちだとおもう。
しかし、この反射的な考えをまず是正する事が大切。
無理な理由を探す方に脳が傾いているうちは、決してお金持ちにはなれない。
反射的に否定が出てしまった際、本当に考えなければいけないのは、
1.「自分が求めているものは本当は何なのか。」
そして、
2.「その為には必要な能力は何か。」
最後に、
3.「その能力を得るために何が必要か。」