F思考

心理学科卒の社会人。読書を通じて、考えたことをブログに蓄積。

複利は投資のみに非ず/人生単位で複利効果を実感する為に

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複利(ふくり)とは、投資でよく使われる言葉。

元金に対する利子を再投資する事により、

次は「元金+利子」に対する利子が付く。

よって、雪だるま式に数字が増えていく、というもの。

複利の効果を実際に計算したければ、調べれば簡単に数式は出てくる。

この複利、年1%では効果はかなり少ない。

だが、年3%で利子が付くとする。

すると、24年で元の2倍に膨れ上がる。

期間は長いが、"利回りだけで"増える。

この複利というものを金融運用だけで使うのは勿体ない。

【人生に複利を活かそう】

複利は資産運用だけでなく、具体的・抽象的なあらゆるものに適用出来る。

わかりやすい例だと、

  • 複利を使った節約】
  • 複利を使った学習】

複利を使った節約】

節約したお金を散財すると複利効果は得られない。

しかし、節約したお金の使い方次第では複利効果。

具体的には投資に回す。

と言っても、投資は株式などの証券投資だけではない。

"自己投資"も投資。

日々の生活の中で時間をかけているものに投資する事で、時間の節約に繋がる。

簡単に具体例を上げると、ルンバ(自動掃除機)を買う。

その結果、時間的余裕が出来、更に多くの節約が出来る様になる。

これで雪だるま式に節約効果が得られる。

複利を使った学習】

学習によって得た知識をゴールとしてしまうと学習はそこで終了。

複利は得られない。

しかし、"得た知識を元に"更に学習を進める。

これを繰り返すと複利効果によって、人よりも1歩も2歩も進んだ頭脳が手に入る。

例えば、わかりやすいのは資格の段級位制。

ある資格の初心者級が3級だとすると、3級をゴールとしてしまうとそこで発展は終了。

これだと一般の人が聞いた事のある範囲内。

しかし、3級の知識を元に2級に臨むとする。

すると3級をも持っていない人からすれば、全く想像のつかない知識を得られる事になる。

これも1つの複利効果。

【まとめ】

人生の中で複利を意識して生活してみる。

すると日々が"積み重ね"という事に気付く。

人間は複利によって成長している。

逆に言えば、複利が生じない生活は発展性が無い。


複利は期間が長ければ長い程、効果が生じる。

つまり若い人程、歳をとった時に効果が出てくる。

もっと早い時期にこの思考に辿り着くべきだった。

これからの人生は、複利を意識して生活してみようと思う。